どうしても抜歯せざるをえない3ケース

こんにちは!
いしはた歯科クリニック院長の石幡一樹です。
今日の久喜は晴天で34度まで上がるようです。夕方雷が鳴る可能性もあるようです(ー_ー)!!

今回は当院でどうしても抜歯せざるをえないケースについて説明致します。
まず当院は他院と比較して確実に歯を大切に残そうとする歯科医院です。
患者さんの感想や口コミを見て頂ければわかるかと思いますが、
歯の根っこの割れたでさえも口の外で接着し、再度元あった場所に植えるほどです。
これで成功して5年以上経過を見ている患者さんがいらっしゃいます。
しかし絶対に抜歯をするしかないケースもやはりあります。下記にそのケースを示します。

1 歯周病で歯がぐらぐらな場合

子供の乳歯から永久歯に生え変わる際に歯がぐらぐらして生え変わるわけですが
歯周病が重度に進行し、乳歯がぐらぐらするのと同様に指でも抜けそうなぐらい
歯がぐらぐらしてしまうとどんな名医でも治せません。
隣に歯があれば無理やり接着剤で隣の歯と固定することで抜かずにはすみますが、両脇に歯がない場合
それもできないのでいよいよ抜歯するしかありません。そのような状態になると歯周病の末期ですので
歯茎の腫れもかなりの高確率で起きやすいです。それでもやはり抜歯したくない場合は
痛みに対してお薬で抑える他ないと言えます。きちんと噛める状態にはまずなりません。
レントゲンを撮ってみて、根の先付近まで骨がないケース、歯周ポケット検査で歯の周り全体が
8ミリ以上の場合にこのようになります。周りに歯がある場合、その歯を抜きたくないと無理に残すことで
色々な意味で周りの歯にも悪影響を与えてしまいます。
一本の抜歯で済むところが、周りを道連れにして二本の抜歯になっては損ですし
もったいないのでやはり早急に抜歯すべきでしょう。

2 むし歯があまりに進行し、歯茎の中にしか歯の根がない場合

虫歯の進行がひどくなると歯は歯茎の中にしか残らない状態になります。具体的には目で見ると残った歯の上に
歯茎が乗ってしまっている状態です。さらにレントゲンを撮ると、歯の周りにある骨よりも下まで虫歯が進行しています。
奥歯で言うと二股に分かれている部位よりも下まで虫歯が進んでいます。
こうなると歯茎も炎症を起こして腫れやすいですし、何より根っこの長さがないので、人工的な被せ物を無理やり作っても
残った根の部分が支えきれません。つまり差し歯をすることは不可能です。被せ物(差し歯)をする基準として
教科書的には歯の残った部分の長さが2に対して人工物は1の比率が理想的で、無理をしても1対1までが限界です。
これ以上は人工物が残った歯の長さよりも長く大きいので、常識的に考えて支えきれないのはわかると思います。
もし歯茎の中の歯をどうにか残す場合、歯の周囲の骨を削って、歯ぐきを下げる処置や、
歯を引っ張り出す処置が必要不可欠になります。
若い時になるべく歯を残してあげたいと思い、上記した基準より悪い、明らかに抜歯の歯に無理やり差し歯を入れたことがあるのですが、
やはり早期に脱離してしまいました。そしてその患者さんは納得して抜歯になりました。

3 歯が割れてしまった場合

歯が割れることを歯根破折と言いますが、これも基本的には保存困難です。うまくきれいに縦割れしている場合に
接着剤でくっつき、戻してその後も使えることもありますが、全てのケースで可能なわけではありません。
割れた部分に細菌感染が強くある場合、再び植えることを行うことはできません。
ちなみに歯のひび(亀裂)程度でしたら、患者さんの希望によりますが、歯茎をめくってその亀裂の表面を綺麗にし
接着剤等の材料で亀裂を埋めることでその後調子良く使えている患者さんも多数いらっしゃいます。
そういった歯が何年持つのかはまだ開院して6年目なのでわかりませんが、10年くらいもつのかな?

上記に挙げた3つの場合はさすがに当院でも抜歯させていただいております。
仮に抜かずに置いておいても歯茎が炎症を起こしやすいので、急な痛み、口臭などトラブルも起きやすいです。
また進行した虫歯を放置したり、常に歯茎の炎症、膿があると全身に炎症が周り最悪死に至る可能性もあります!?

東京医科歯科大学で入れ歯科にいて歯を失って後悔している患者さんに数多く接してきたので、
他と比較して歯は出来る限り残すように強く心がけて可能な限り抜歯しないように当院ではしております。
他院にて抜歯と言われた歯でも上記の3つにあてはまらなければ残せる可能性がありますので、
これを見て興味のある方は是非いらして下さい(^O^)

親知らずの抜歯のこと、インプラントを検討されている方、顎の違和感やかみ合わせ、入れ歯でお悩みの方、
歯や顎、お口の違和感や心配事がお悩みのある方はご相談のみでも構いません。
また6か月以上歯科健診を受けていない方がいらっしゃいましたら
定期健診で現状のお口の中の状況を把握するべきです。
その時は是非お気軽にいしはた歯科クリニックまでお越し下さい。

久喜市 歯科 いしはた歯科クリニック 電話 0480-24-6480 Dr かずき 

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