入れ歯の歯は何で出来ているのか?

こんにちは!
いしはた歯科クリニック院長の石幡一樹です。
今日の久喜は風も落ち着いて爽やかな秋晴れです。
私の風邪は昨日よりも悪化し、ガラガラ声で午前中の患者さんから心配されました( ;∀;)
鼻は全く問題ないのですが、声を出すのはつらいです。

さて昨日いらした患者さんから入れ歯の歯は何で出来ているのですか?と質問を受けたのでこれに対しての答えを書いてみます(^-^)

入れ歯に使うプラスチック部分は、レジンという樹脂でできています。このレジンにはさまざまな種類がありまして、レジンの液と粉を混ぜるとすぐに固まるものや、熱を加えないと固まらないものなどたくさんあります。硬さも強いものから弱いものまであり、今では色もいろいろなカラーがございます。
ピンク色した歯ぐきに接触する部分は、主に熱で固まるレジンであり、歯ぐきを再現するのに適しています。
透明感のあるものや、透明感のないものまで数種類のレジンがあります
白い歯に使われるレジンは、レジンの中でも特に硬いレジンであり、硬質レジンといいます。
実際の歯に合わせて3層構造で作られていたりします。歯の白さも多種類あり、形や大きさまで含めると、相当な量の種類が世界各国の製造メーカーから製品化されています。
レジンは入れ歯を作る上でなくてはならない材料であり、非常に扱いやすい商品です。
保険治療でのみ使えるレジン歯と保険外診療(自費)で使えるレジン歯など様々です。違いは何かというと
耐摩耗性です。わかりやすく言えばすり減りにくさですね。保険外のレジン歯の方が強度がきちんとしており、なかなかすり減らないのです!!
入れ歯はシンナーに似た臭いがある場合もありますが、きちんと作られた入れ歯であれば、ほとんど臭いなどはないかと思われます。
レジンはプラスチックですので、強度は金属のように強くはありません。ですから、ある程度の厚みというものがどうしても必要になってきます。
保険診療で作る入れ歯はだいたい3ミリ~4ミリの厚さはあるのではないでしょうか。
入れ歯というのは口の中にプラスチックを入れなくてはいけないのですが、少しでも異物感が少なくなるようにいろいろなアイデアを駆使して作っております。 

親知らずの抜歯のこと、インプラントを検討されている方、顎の違和感やかみ合わせ、入れ歯でお悩みの方、
歯や顎、お口の違和感や心配事がお悩みのある方はご相談のみでも構いません。
また6か月以上歯科健診を受けていない方がいらっしゃいましたら
定期健診で現状のお口の中の状況を把握するべきです。
その時は是非お気軽にいしはた歯科クリニックまでお越し下さい。

久喜市 歯科 いしはた歯科クリニック 電話 0480-24-6480 Dr かずき

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