虫歯のでき方 パパママに読んで欲しい!

こんばんは!
いしはた歯科クリニック院長の石幡一樹です。
今日の久喜は晴天で寒いです。今年の冬は寒さが長続きしますね( ;∀;)

今回は虫歯の出来かたについて書いてみます。子供でもわかるようにかなりラフに書きますね(^O^)
口の中には目には見えない小さな「むし歯菌(きん)」がた~くさんいます。
その「むし歯(ば)菌(きん)」の中で一番有名なのが、
ミュータンス菌(きん)という「むし歯(ば)菌(きん)」です。

ミュータンス菌(きん)は食事の後の食べ物のかすを食べます。
特に、おかしやジュースなどに含 まれている砂糖(さとう)は、ミュータンス菌(きん)の大好物です。 
そして、砂糖(さとう)を沢山食べたミュータンス菌(きん)は、歯の上でうんちをします。

時間がたつと、ミュータンス菌(きん)のうんちは「歯垢(しこう)」というべたべたした歯の汚れになります。
この、うんちでできた「歯垢(しこう)」には、仲間のミュータンス菌(きん)がた~くさん住みついて、
「歯垢(しこう)」はあっという間にミュータンス菌(きん)のすみかになります。

ミュータンス菌(きん)はそのすみかで何をしていると思いますか?
ミュータンス菌(きん)は、歯の上で、今度は「酸(さん)」のおしっこをするんです。
この「酸(さん)」が、かたい歯を少しずつ溶(と)かしてしまいます。
これがむし歯のはじまりです。

しかし、歯もミュータンス菌(きん)から、やられてばかりではありません。
口の中では酸(さん)から歯を守ってくれる、強い味 方がいます。
それは・・・だ液です。だ液は、少しの量の酸(さん)なら酸(さん)から歯を守り、
むし歯になりかけた部分を修理することができます。だ液は歯の強い味方なのです。
 
でも、ジュースを1日に何度も飲んだり、長い間だらだらと飲んだりすると、どうなるでしょう。
あっという間に、ミュータンス菌の酸の力が強く
なって、だ液の力では歯の修理が追いつかなくなってしまいます。

さらに、夜、睡眠中は、だ液の出る量が少なくなるので、歯を守る力はさらに弱まり、むし歯になりやすくなってしまいます。
そして・・・

ミュータンス菌などのむし歯菌が出す「酸(さん)」によって溶かされ、穴のあいた歯、それがむし歯なのです。
上記に虫歯の出来かたをまとめてみました。虫歯の最大の予防は糖分の接種を控えることです。
またきちんと歯ブラシをして磨き残しを少なくすることも重要です。
ちなみに糖分の多く含まれるお菓子はハイチュウ、グミ、チョコ、あめ、キャラメル、ラムネ、クッキーなどです。
単純に考えていただいて甘くて粘着性のあるもの、または歯につまりやすいものを毎日食べているとどんなに予防をしても虫歯になってしまうと
私は思っております。そしてうちの子供達にもこれらのお菓子はめったにあげません。虫歯は親が発症を一番コントロールしやすい疾患と言えます。
一度おいしいと思ってしまうと癖になりますので最初が肝心です。また仮に虫歯になって治療にいらした場合
私はまた痛い怖い治療をしないように甘いお菓子は1週間に一度にしようねと子供たちに説明しています!!

親知らずの抜歯のこと、インプラントを検討されている方、顎の違和感やかみ合わせ、入れ歯でお悩みの方、
歯や顎、お口の違和感や心配事がお悩みのある方はご相談のみでも構いません。
また6か月以上歯科健診を受けていない方がいらっしゃいましたら
定期健診で現状のお口の中の状況を把握するべきです。
その時は是非お気軽にいしはた歯科クリニックまでお越し下さい。

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