小帯切除について

こんにちは!
いしはた歯科クリニック院長の石幡一樹です。
今日の久喜は晴天で暑くなっています。

今回の歯の話ですが、口の中にある筋である小帯について書かせていただきます。

小帯とは??
頬や口唇の内側の粘膜と歯ぐきとの間をつなぐ、すじの部分のことです。

•上唇と粘膜をつなぐ、上唇小帯(じょうしんしょうたい)
•下唇と粘膜をつなぐ、下唇小帯(かしんしょうたい)
•頬と粘膜をつなぐ、頬小帯(きょうしょうたい)
•舌と粘膜をつなぐ、舌小帯(ぜつしょうたい)
などがあります。

小帯異常

上唇小帯について:上唇と粘膜をつなぐすじ
乳幼児ではこの小帯が太く、歯ぐきの頂上から上の前歯の間に割り込むようにまわりこんでいる場合が多く、これは正常です。1歳6か月児健診などで指摘されることがありますが、よほど極端なものでなければ心配なく、乳幼児期に切除する必要はありません。年齢と共に付着位置が歯ぐきの頂上から降りてくるのが普通です。上唇小帯は発育とともに縮小します。
しかし、幼児期になっても何らかの原因により、縮小せず、付着している位置が変わらないと、前歯の間に隙間ができ(正中離開)、上唇の運動が阻害されてしまいます。また前歯が上唇小帯に邪魔されて萌出してこないことがあります。
当院でも何度かこのケースで麻酔をして、小帯をカットしたことがあります。
通常は1、2歳ごろに転んだ際に偶然小帯が切断されて良い位置に収まることが多いです。
うちの子達も良い位置に小帯があります。いつの間に改善したのかはわかりません( *´艸`)

<上唇小帯の異常による影響として>
歯に汚れがたまり、むし歯になりやすい
歯並びや咬み合わせに悪い影響を与えることがある
永久切歯の萌出を妨げる
正中離開が残存(真ん中の前歯に隙間ができる。前歯に隙間があると見た目にもかなり影響します)

舌小帯について:舌の裏側にある「すじ」
この小帯が短いことを乳幼児健診等で指摘されることがあります。
舌の運動障害をや舌尖部を使って発音するサ行、タ行、ラ行の構音障害や、摂取障害などを起こします。
軽度の小帯異常はしばらく経過観察して、成長とともに自然に治る場合もありますが、ほとんどの場合手術をした方が良いでしょう。

<舌小帯短縮症による影響として>
舌を前に出しても小帯に引っ張られ少ししか出せない(ハート型になる)。
舌を上げさせても少ししか上がらない。
飲み食いが上手く行えないことがある(食べ物をうまく飲み込めない)
ことばの発音に支障をきたすことがある。発音(特に英語の「L」など)が上手に出来ない。
このような形態異常の改善がみられない場合は、歯科医院で処置をすることにより治る場合がほとんどです。
麻酔下で数十分の治療で終わります。異常を感じたらすぐにご相談ください。

インプラントを検討されている方、顎の違和感やかみ合わせ、入れ歯でお悩みの方、
歯や顎、お口の違和感や心配事がお悩みのある方はご相談のみでも構いません。
また6か月以上歯科健診を受けていない方がいらっしゃいましたら
定期健診で現状のお口の中の状況を把握するべきです。
その時は是非お気軽にいしはた歯科クリニックまでお越し下さい。

久喜市 歯医者 いしはた歯科クリニック 電話 0480-24-6480 Dr かずき
2018年6月8日

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