むし歯の痛みが消えてきた… 「治った」と絶対思ってはいけないこれだけの理由

こんにちは!
いしはた歯科クリニック院長の石幡一樹です。
今日は昨日の疲れがまだ残っていてだるいですが、風邪をひいている感じではありません。
ポケモンゴーをやっていて目が疲れているのと姿勢を悪くしながらやっていることで悪影響が出ているのかな?
しばらく自制しようと思います( ;∀;)

さて今回の歯の話ですが、今朝スマホを見ていたら非常にためになる文章があったので転載します。
読んでみて下さいね(^-^)

冷たいものや熱いものを食べたり飲んだりすると、歯がしみるようになってきた。「今日こそ歯医者に行こう」と思いながら、忙しさにかまけて放置しているうちに、「あれっ?」。気づけば痛みがなくなってきたような……。もしかして、これってむし歯が自然に治ったのでしょうか? もう、歯科には行かなくても大丈夫? テレビなどでおなじみの歯周病専門医、若林健史歯科医師に疑問をぶつけてみました。(週刊朝日より)

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むし歯の痛みを放置していたらやがて、痛みが消えてきた……。これはむし歯が治ったのではありません。痛みを感じる歯髄(歯の神経)がむし歯菌に侵され、死んでしまったためです。

もう少し詳しく説明しましょう。むし歯で歯がしみるのは、むし歯が歯の一番外側のエナメル質からその内側の象牙質に達しているサインです。象牙質はエナメル質と比較してやわらかく、象牙細管(ぞうげさいかん)という細い管が歯髄に向かって無数に走っています。

冷たいものや温かいものを食べたとき、あるいは歯みがきや冷風などがあたったときの刺激が象牙質から象牙細管に伝わると、歯髄を刺激します。これが最初の痛みです。

さらにむし歯は象牙質から歯髄を直接、侵します。歯髄がむし歯菌に侵されると、何もしなくてもズキズキと痛みを感じるようになります。

そして、これを放置し、むし歯がさらに進行すると歯髄が死んでボロボロになってしまいます。そうすると歯髄は神経としての機能を働かせることができなくなるため、痛み自体を感じなくなってしまうというわけです。

しかし、痛みが消えている間も、むし歯菌は水面下で増殖を続け、組織を侵食しています。数カ月、あるいは年単位という時間をかけて、歯髄の先にある歯の根の先端までじわじわと進み、その先にある骨(歯槽骨)にまで進んでいきます。骨はむし歯菌に溶かされて、そこに炎症によって生じた膿(うみ)がたまります。

これを「根尖(こんせん)病巣」といいます。膿は出口がないので、袋状にどんどんたまり、周囲の骨や組織を圧迫します。骨には神経があるため、圧迫されると骨折をしたときと同じような激烈な痛みを感じます。まさに「骨の髄まで痛む」という表現がぴったりだといわれています。
膿の袋はどんどん大きくなるため、ひどくなると顎がおたふくのように大きく腫れてしまいます。
さすがにこうなると慌てて歯科医院にかけこむ人がほとんどです。このような場合、まずは歯ぐきを外科的に切開して膿を出します。これにより痛みは消失しますが、溶けて失われた骨が再生するまでに何年もかかります

■重症むし歯から死に至るケースもある

根尖病変からは、まれに敗血症を発症することもあります。敗血症とは細菌やウイルスなどの病原菌が血液から全身に入り込み、炎症を起こす結果、命を脅かすような臓器障害を起こすものをいいます。急速に多臓器不全が進み、死に至るケースもあります。ちなみに、2017年に42歳で亡くなったプロ野球、西武ライオンズの森慎二コーチの死因は、溶連菌の感染による敗血症でした。

敗血症の感染ルートは多様で、明らかな原因がわからない場合も多いのですが、むし歯を放置したことがきっかけで敗血症から死に至ったケースが報告されています。

歯が感染の温床となるのは、からだの外側と内側の境界を貫いている、唯一の臓器だからです。全身でみると、皮膚に切り傷などができない限り、からだの内側に菌が侵入する入り口はないですが、歯と歯ぐきの間にある歯根膜の血管は歯の奥、からだの内側へとつながっています。歯髄には細い血管が通っており、この血管も歯の根から、骨、さらに全身の太い血管へとつながっています。

そして口の中は細菌だらけです。むし歯がひどくなったり、歯周病で歯ぐきが傷ついたりすると、破れた血管から増殖した細菌がからだの中に入り、全身をまわる可能性があるのです。

からだが健康であれば、このようなことになっても大事には至りませんが、抵抗力が落ちているときに細菌が大量に入ってくると、からだが細菌に負けてしまい、病気を発症するリスクが高まるのです。

実際に歯周病菌が原因となって発症したり、悪化したりする病気の存在が明らかになっています。例えば心筋梗塞(しんきんこうそく)の原因となる動脈硬化の一種に、アテローム性動脈硬化症(コレステロールなどの脂質が動脈の内膜に粥状に沈着している動脈硬化)があります。その患者の病変からは歯周病菌が検出されたという結果が、多数報告されています。

重症の歯周病の人は、血液検査をすると炎症反応を示す白血球の数値が高く出ることが知られています。からだにこれといった病気が見当たらないのに、血液検査で白血球の数値が高く出た場合は、「歯周病を疑うべき」と言われています。このように、歯の感染症は軽視すると大変、危険です。痛いけど我慢、するのではなく、「痛みはからだの危険信号」ととらえ、早めに歯科にかかってほしいと思います。

大変参考になりますよね!!虫歯は進行した決して自然治癒はしないので痛みが減ってきたからといって放置は絶対NGです。
命に関わることにもなりかねないのできちんと治療を終わらせましょう!!

親知らずの抜歯のこと、インプラントを検討されている方、顎の違和感やかみ合わせ、入れ歯でお悩みの方、
歯や顎、お口の違和感や心配事がお悩みのある方はご相談のみでも構いません。
また6か月以上歯科健診を受けていない方がいらっしゃいましたら
定期健診で現状のお口の中の状況を把握するべきです。
その時は是非お気軽にいしはた歯科クリニックまでお越し下さい。

久喜市 歯医者 いしはた歯科クリニック 電話 0480-24-6480 Dr かずき
2018年10月29日

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