噛む力ってどのくらい??

こんにちは!
いしはた歯科クリニック院長の石幡一樹です。
今日の久喜は晴天で爽やかな秋晴れです(^-^)
私の風邪も昨夜早く寝たせいで改善傾向です。明日症例発表をセミナーでするので風邪なんてひいてる場合じゃないのです( ;∀;)

さて今回の歯の話ですが、ところで歯の噛む力はどのくらいあるのでしょうか?
人の噛む力はその人の体重程度だといわれています。 体重50kgの人なら、50kgの力で噛むのが最大というわけです。
とはいえ、50kgの力って、どのくらいなんでしょうね。ちなみに生理学の実習で大学2年の時に我々も自身の咬合力を図るのですが
私の咬合力は100kgもあって先生の驚かれたのを覚えています。
50kgであってもかなりの力だと思いますが、具体的にどのくらいの感覚かとなると、 ピンと来ないと思います。
ちなみに、食事の際に食物の食べやすい硬さは、 その方の噛む力の25%~30%程度が目安となるといわれています。
一般的に硬い印象のあるせんべいやピーナッツを噛むためには、 せんべいで14kg、ピーナッツで約12kgの力がいるそうです。
硬い食べ物を噛み砕くためには、これくらいの力が歯と歯茎にかかってきます。
食べ物を美味しく味わいながら快適に噛もうと思えば、 これらの力に耐えうるだけの健康な歯と歯茎が必要になります。
インプラントは諸説ありますが、90%程度とほぼ変わらないと言われております。
ところが、ブリッジや入れ歯になると、天然の歯と比べて 噛む力がブリッジは70%程度、入れ歯は20~40%に減少するといわれています。
天然の歯の半分に満たない力しか出ませんので、 今までのように硬いものを気にせずに食べるというわけには いきません。
ブリッジの場合、口の中に義歯が入っているという感覚は 殆どないと思いますが、ブリッジを支える両隣の歯に 頼っているために、実際には噛む力はそれほど出ていません。食べ物の硬さを気にせずに食事をするには、ブリッジや入れ歯は やや力不足ですので、歯を労わりながらの食事となります。
健康な天然の歯をお持ちのかたであっても、歯を労わるために、 せんべいは手で小さく割ってから食べる方もおられると思います。
ブリッジ、入れ歯の治療をされる場合は、その点も 考慮しておく必要があると思います。
両側の歯への負担をかけずに、天然歯があった場合とほぼ遜色ないレベルで違和感なくきちんと噛むためにはインプラントが最良です(^-^)

親知らずの抜歯のこと、インプラントを検討されている方、顎の違和感やかみ合わせ、入れ歯でお悩みの方、
歯や顎、お口の違和感や心配事がお悩みのある方はご相談のみでも構いません。
また6か月以上歯科健診を受けていない方がいらっしゃいましたら
定期健診で現状のお口の中の状況を把握するべきです。
その時は是非お気軽にいしはた歯科クリニックまでお越し下さい。

久喜市 歯医者 いしはた歯科クリニック 電話 0480-24-6480 Dr かずき
2018年11月2日

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