歯周病の進行と症状について

こんにちは!
いしはた歯科クリニック院長の石幡一樹です。
今日も一日晴天で過ごしやすい天気でしたね(^-^)北日本ではまた大雪のようですね。

今回は歯周病の進行度と症状について説明致します。
患者さんをみていると歯周病に対する認識が薄い方が
大変多いです。それというのも歯周病は軽度のうちは自覚症状がほぼありません。
症状としては歯磨きをしたときに出血がある程度のものです。
しかし歯がぐらぐらしたり、口臭を自覚したりするところまで歯周病が進行すると
進行を食い止めるのがやっとという状態になります。
歯周病学会の理事である高名な先生も進行した歯周病はもう良い状態には出来ない。
中程度の歯周病をいかに治療によって改善させるかが課題だと話されていました。
軽度な歯周病は自覚症状がないことが歯周病の一番厄介なことかもしれません。
それでは歯周病を段階ごとに説明致します。

1 歯肉炎
歯肉にのみ炎症が生じたもので歯根膜や歯槽骨までは骨が破壊されていない状態
歯肉は暗赤色で丸みを帯びて腫れ、歯磨きの時や硬いものを食べた時に出血しやすくなります。
正しいブラッシングと歯石除去で良くなります。ブラッシング時に歯と歯茎の境目を磨かなければ
出血は見られないこともあります。

2 軽度歯周炎
歯槽骨が歯根の長さの三分の一まで消失している状態
歯肉の炎症が進行すると歯と歯肉の付着器官が溶け、歯周ポケットが出来ます。
また歯を支えている骨が溶け始めます。

3 中程度歯周炎
歯槽骨が歯根の長さの三分の一から二分の一程度まで消失している状態
炎症がさらに悪化すると歯槽骨が溶けて歯根部が露出します。
この段階になるとようやく自覚症状が現れます。冷たい水や熱いお湯などで歯根がしみたりすることもあります。
歯石が歯周ポケットの深くに付着し、疲れがたまった時や体調が悪い時に歯肉が腫れ、膿が出てきます。
口臭も徐々でひどくなり、歯を支えている骨が吸収されていくことで歯がぐらぐら動きます。

4 重度歯周炎
骨が歯根の長さの二分の一以上消失している状態
歯槽骨がほとんど溶けてなくなり、歯根が露出しています。
歯を支える歯槽骨がなくなれば歯は抜けてしまいます。
この段階になると歯がぐらついて噛めなくなります。
歯茎も腫れを起こしやすいので抜歯する他ありません。

以上ざっとですが簡単に歯周病の進行と症状を記載させていただきました!
もう一度繰り返しますが歯周病のもっとも怖いことは中程度の歯周病になるまではほぼ自覚症状がないことです。
動脈硬化や糖尿病なども同様ですが症状が出てきた時にはかなり進行しているのです!!
またなくなってしまった骨を再生することは現在の医学では出来ません。
例外もありますが顎全体の骨を回復させることは不可能です。                
ですので歯周病は中期まで進行してしまうと痛くない状態をキープするのがやっとで少し油断するとすぐに痛みという形で症状が現れます。
これを予防するためには歯科に定期健診に行き、現在の自分の歯周病の進行度を常にしっかり把握しておく必要があります。
そして自分の歯は自分で正しい歯磨きをすることで守るという意識をしっかり持つことが非常に大切です。
その際には歯磨きの仕方の等も含めてしっかり対処法などを説明致しますのでご安心ください。

親知らずの抜歯のこと、インプラントを検討されている方、顎の違和感やかみ合わせ、入れ歯でお悩みの方、
歯や顎、お口の違和感や心配事がお悩みのある方はご相談のみでも構いません。
また6か月以上歯科健診を受けていない方がいらっしゃいましたら
定期健診で現状のお口の中の状況を把握するべきです。
その時は是非お気軽にいしはた歯科までお越し下さい。

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