顎関節について知ろう(^-^)

こんにちは!
いしはた歯科クリニック院長の石幡一樹です。
今日の久喜は冬晴れです。やや寒いですが、風が吹いていないので凄く寒くはないですね(^O^)
今年の仕事も明日までです!

今回は顎関節症についてより詳しく知るために顎関節とは何かについて知りましょう!
顎関節は、両側の耳の穴の前13ミリほどのところにあります(下図参照)。
ここに指を押し当てて口を開け閉めすると、下顎頭の動きを触れることができます。
◇顎関節の構造

顎関節を構成している組織は、
① 関節窩
② 下顎頭(関節頭)
③ 関節円板
④ 円板後部結合組織
⑤ 外側翼突筋
⑥ 関節包
⑦ 外側靭帯
となります。
外側翼突筋以外に下顎を動かす筋肉として、内側翼突筋、側頭筋、 咬筋があります。

顎関節

肘や膝など身体にはいくつも関節がありますが、顎関節は生体で唯一蝶番運動と滑走運動を行える特殊な関節です。
顎関節は、体の他の部位の関節と違った動きをします。第一に、下顎骨の両側の端っこに関節があるので、
一方の関節だけ動くということがなく、片方を動かすともう一方も動きます。
第二に下顎頭は関節窩内で単に回転するだけでなく、
前歯の間が10ミリほど開くと下顎頭は関節窩の前の斜面に沿って前に“擦り出してきます。
この運動を滑走運動といいますが、体の他の部位の関節には見られない特殊な運動です。
下顎頭が関節窩内で回転する運動のことを、ドアなどの”蝶番(ちょうつがい)“に例えて蝶番運動といいます。下顎頭が滑走運動をする時に
下顎頭と関節円板の両方に咀嚼筋の一つである外側翼突筋が付着しているので、図に示すように、関節円板は下顎頭を覆う形で一緒に前の方に動きます。
関節円板が下顎頭と協調して、このような動きをすることで、下顎骨は“滑らかな”運動することが可能になります。
下顎骨がこのように“滑らか”に動くことで、食べ物を咀嚼する行程である咬みちぎるせん断、食べ物を咬み砕く圧断、
食べ物をすりつぶす臼磨という複雑な運動を可能にしています。
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上顎は頭蓋骨(骸骨?)に固定されているので、位置がずれることはが決してありませんが、下顎は顎関節を介して
頭蓋骨に対になってぶら下がっており、容易にずれるように出来ています。つまり遊びのある組織と言えます。
ですから顎をずらすことはそこまで難しくはありません。そして歯医者が詰め物や被せ物で微妙に高い物を入れると
ミクロン単位で高い程度だと患者さんは問題と判断して大丈夫ですと多くの方が言います。詰め物を入れたばかりだから
多少の違和感は仕方がないと考えるようです。しかしこの多少の違和感は顎関節が立体的にずれることで補償してしまうのです。
つまり被せ物やら詰め物を入れる前とは顎関節の位置が変わってしまうのです。これは人間のいい意味での
順応性と言えるかと思いますが、場合によってはこのちょっとした高さの狂いのせいで顎関節症が起きる可能性も
あるわけです。ですから我々歯科医師は人工物を口の中に入れる時に非常に気をつける必要があるのです!!
まとめとして顎関節はいい意味で順応性がありますが、たやすく位置が変化する危険な関節だと知っていて下さい。
上記に顎関節についてまとめてみました。

親知らずの抜歯のこと、インプラントを検討されている方、顎の違和感やかみ合わせ、入れ歯でお悩みの方
歯や顎、お口の違和感や心配事がお悩みのある方はご相談のみでも構いません。
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定期健診で現状のお口の中の状況を把握するべきです。
その時は是非お気軽にいしはた歯科までお越し下さい。

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