糸ようじの効果的な使用方法

こんにちは!
いしはた歯科クリニック院長の石幡一樹です。
今日の久喜は朝から晴天で気持ち良いです。
5月も今日で終わりですね!

今日は昨日に引き続いて糸ようじの使用方法についての説明です。
以下に書きますので読んでみて下さい。

1.糸ようじの使用法

1-1.T字型の糸ようじ

T字型の糸ようじは奥歯の歯と歯の間の歯垢を取るのに効果的な糸ようじです。
歯と歯の間に糸を平行に入れ、前後の根元から添わせるように、歯垢を掻き取っていきます。
前後に4、5回掻き上げると歯垢がきれいに取ることができます。

1-2.赤ちゃん用の糸ようじ

赤ちゃん用糸ようじは奥歯の乳歯が生え始めてから使います。乳歯の虫歯の多くは一番奥の歯と歯の間からできます。
そこに糸ようじを1日1回通してあげると、効果的に虫歯予防ができます。奥まで届きにくい場合は折り曲げて使うこともできます。

2.おすすめ糸ようじ

2-1.本家本元小林製薬の糸ようじ10本入り210円

1本の糸ようじに細い糸が6本あり、この6本の糸が汚れを掻き取ります。小さく持ち運びにも便利です。通販等で購入可能です。

2-2.デントEXウルトラフロス3本入り200円

奥歯の歯と歯の間を磨きやすいY字型の糸ようじです。耐久性に優れ、糸が切れるまで何度も使えます。通販等で購入可能です。

2-3.子供用糸ようじフロスちゃん20本入り250円

乳歯の歯と歯の間に適した糸ようじです。小さく、曲げることもできます。通販等で購入可能です。

3.糸ようじと歯間ブラシの違い

糸ようじと歯間ブラシはどのように使い分ければよいのでしょうか?

歯と歯の間の汚れを取ったり、歯垢を残らないようにする効果は歯間ブラシの方が上です。
しかし、若い方は歯と歯の隙間が小さいため歯間ブラシが入らないという方も多いのです。
そのため、若い方は糸ようじを使い、歯と歯の隙間があるご年配の方は歯間ブラシを使うという使い方が一般的です。

3-1.虫歯予防は糸ようじ

糸ようじは「歯と歯の間」の汚れをとる(虫歯予防)のが目的です。歯と歯の間には歯間ブラシがスムーズに入るほどのすき間がなく、虫歯になりやすい方はオススメです。

3-2.歯周病予防は歯間ブラシ

一方、歯間ブラシは、「歯と歯肉の間」の汚れをとる(歯周病予防)のが目的です。ご年配の方や歯周病などで歯と歯の間のすき間が大きく空いている方はオススメです。詳しくは「歯の隙間にはこれ!歯医者が歯間ブラシを勧める3つの理由」を参考にしてください。

3-3.ブリッジの下にはスーパーフロス

ブリッジの下や被せ物が繋がっている場合にはスーパーフロスという、デンタルフロスにスポンジが付いたものがあります。
インプラントの周囲やブリッジの下の口臭が気になる方はおすすめです。
理想としては、役割がそれぞれ違うので糸ようじで歯間部分を、歯間ブラシで歯茎周りを併せて使うと1番キレイに歯垢が取り除けます。

まとめ

糸ようじは虫歯や歯周病予防には効果的な器具です。小さい時から歯と歯の間を磨く習慣を付ければ、
生涯自分の歯で過ごすことができるのではないでしょうか。
上記に糸ようじについてまとめてみました(^O^)糸ようじは効果的に活用していただきたいですが
くれぐれもようじは物がつまったりしたからといって決して使用しないでくださいね!歯茎を傷めますので。

インプラントを検討されている方、顎の違和感やかみ合わせ、入れ歯でお悩みの方、
歯や顎、お口の違和感や心配事がお悩みのある方はご相談のみでも構いません。
また6か月以上歯科健診を受けていない方がいらっしゃいましたら
定期健診で現状のお口の中の状況を把握するべきです。
その時は是非お気軽にいしはた歯科までお越し下さい。

久喜市 歯医者 いしはた歯科クリニック 電話 0480-24-6480 Dr かずき 

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