子供の口臭、原因と対策について

こんにちは!
いしはた歯科クリニック院長の石幡一樹です。
今日の久喜は晴天で猛暑一歩手前の暑さです。

今回はお母さんから相談のある子供の口臭に関して、その原因と対策について書いてみます。
子供の健康管理には多くのママが気を使っています。口臭や体臭も体調のバロメータになるため、気にするママが多いようです。1歳の子供の口臭に悩むママからの相談に、看護師さんたちはどのように答えているでしょうか?

ママからの相談:「1歳半の子供が、1日3回歯磨きをしても口臭が気になります。何か対策を教えてください。」

4歳と1歳半の子供がいます。ほとんど同じものを食べて同じような生活をしているのに、1歳の子供だけ口臭が気になります。
胃から上がってくる臭いというよりも、ヨダレの臭いがきついような気がします。
歯磨きも1日3回しており、特別身体に不調があるようには見えません。
大人の場合、ストレス、食生活、内臓疾患などが原因と考えられますが、それは1歳半くらいの子供にも言えるのでしょうか?
対策があれば教えてください。(30代、女性)
液体歯磨きなどを使って、口内環境を整えてみて。通常の歯磨きにプラスして、
液体歯磨きやキシリトールタブレットを使うなど口内環境を整えるための方法について教えてくれました。

私も息子の口臭に悩んだ時期があり液体歯磨きを併用したところ、口臭が気にならなくなりました。
他にキシリトールタブレットやフッ素ガムも使っています。
1歳半で上記のものが使いにくければ、仕上げに赤ちゃん用の歯磨きガーゼで舌を含む口腔内を拭きあげたり、
緑茶でぶくぶくうがいをさせるのも効果が期待できると考えます。
また、肉類を多く摂ると口臭がきつくなると言うので、野菜もバランス良く食べさせると良いでしょう。(小児科看護師)
歯磨きで改善されない口臭は、鼻水が原因のことも。
歯磨きなどで口内環境を整えても改善しない口臭は、実は鼻水や鼻づまりが原因であることが少なくありません。
歯のケアをしても口臭が改善しない場合は、耳鼻科を受診してみるようアドバイスがありました。
子供の口臭の原因で、口の中のトラブル以外に後鼻漏といって、
鼻水が口の奥や喉にへばりつき悪臭を発生させる耳鼻科の病気があります。
食後、歯を磨いてもいつまでもにおいが口の中に残っていないでしょうか。
この場合、食べ物を飲み込む過程で喉に垂れた鼻水に食べカスが混ざり込んでいると考えられます。
食べ物の匂いの強い口臭の場合は、この食べカスが原因かもしれません。(小児科看護師)
まだ上手に鼻がかめない年齢の子供の場合、鼻の調子が悪い、または鼻水が多く出ていると、
たまった鼻汁が咽喉のほうへと落ち込んでしまうため、意外と口臭の原因になることが多いです。
後鼻漏が原因の口臭は歯磨きなどのケアでは改善しません。
もし、歯のケアをしっかりしているにもかかわらず、状況が変わらないようでしたら、
一度耳鼻科で診ていただくことをお勧めします。(小児科看護師)
毎日口臭があったり、鼻のつまりはありませんか?自分で鼻をかめない子供は必然的に口呼吸になり、
口腔内が乾燥し口臭が発生します。気候の変化に伴い、お子様の鼻水や室内の乾燥に注意してみてください。(看護師)
歯磨きなどの口腔内のケアでも解消しない口臭は、鼻水など耳鼻科的な原因があるかもしれません。
鼻水や鼻づまりなどの状況を見つつ、耳鼻科の受診もご検討ください。
上記にお子さんの口臭の原因と対策についてまとめました。是非参考にしてくださいね(^-^)

親知らずの抜歯のこと、インプラントを検討されている方、顎の違和感やかみ合わせ、入れ歯でお悩みの方、
歯や顎、お口の違和感や心配事がお悩みのある方はご相談のみでも構いません。
また6か月以上歯科健診を受けていない方がいらっしゃいましたら
定期健診で現状のお口の中の状況を把握するべきです。
その時は是非お気軽にいしはた歯科クリニックまでお越し下さい。

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