口の中に電流が流れる!?

こんにちは!
いしはた歯科クリニック院長の石幡一樹です。
今日の久喜は曇りで夕方から小雨です。
土日と大阪でJIADS補綴コースの歯の削り方(形成)のセミナ―に参加してきたので
身体が重いです。早く終えて今夜は寝ます(ー_ー)!!

今回は口の中にある詰め物(銀歯)にスプーンが当たった時に電流が生じて痛みが起きることがあるという話です。
今まで歯科医院へ通院されたことある方は、おそらく数本は金属(銀歯)が入っていらっしゃると思います。
アルミホイルを噛んだり、スプーンなどの金属が歯に触れたときに、
ビリッとした嫌な刺激があった経験をした方は多いと思います。
このとき、お口の中の銀歯や金歯などの金属と、アルミホイルやスプーンなどの金属の間に電気が流れ、
歯の神経に電流刺激が伝わって、ビリッとした痛みが生じているのです。
これを、「ガルバニー電流」と言います。

色々な種類の金属やたくさんの金属がお口の中にあると、金属と金属の間に常に電気が発生して、
電流が流れるだけでなく、市販の研磨剤の入った歯磨き剤で歯を磨くと、
金属イオンが唾液と反応して溶け出し、金属アレルギーの原因になるといわれています。
このように、毎日微弱な電流がお口の中に流れ、
ほんの少しずつであっても金属が毎日の食事とともに体内に入っていくと、金属が体の中にためられていきます。
体の中に入った金属が、体外に自然排出されることはほとんどありません。
もともと皮膚が弱かったり、アレルギーの気がある方は比較的短期間で金属アレルギーの症状が出ますし、
肌が丈夫だったり、現在症状がなくても、蓄積されたものが数年後や十数年後に、
全身への症状として出てくる方もいらっしゃいます。
上記のような症状が思い当たる方はいらっしゃると思われます。
その場合は遠慮なく一度ご相談下さい(^O^)

親知らずの抜歯のこと、インプラントを検討されている方、顎の違和感やかみ合わせ、入れ歯でお悩みの方
歯や顎、お口の違和感や心配事がお悩みのある方はご相談のみでも構いません。
また6か月以上歯科健診を受けていない方がいらっしゃいましたら
定期健診で現状のお口の中の状況を把握するべきです。
その時は是非お気軽にいしはた歯科クリニックまでお越し下さい。

久喜 歯科 いしはた歯科クリニック 電話 0480-24-6480 Dr かずき 

©2014医療法人社団 樹伸会 いしはた歯科クリニック