歯周病はストレスにより悪化する

こんにちは!
いしはた歯科クリニック院長の石幡一樹です。
今日の久喜は爽やかな晴天で気持ちの良い天気です(^O^)

今回は歯周病を悪化させるストレスについて書いてみます。
ストレスが歯周病に与える悪影響は大きく分けて2つ考えられます。
まず1つはストレスが直接歯周組織に与える物理的な影響です。
人はストレスを感じると無意識のうちに歯を強く食いしばることがあります。
上下の歯を頻繁に強く噛みしめていると、歯周組織が圧迫され、ひどくなると歯牙の小さな破折を起こしたりします。
そのような小さな破折線に沿って歯周病菌が増殖し、歯周病を発症したり、悪化させたりしてしまうのです。
また就寝中にみられる歯ぎしりの多くもストレスが下人と言われています。歯ぎしりとは寝ている間に
無意識のうちに上下の歯をぎりぎりと強くこすりあわせることを言いますが
歯ぎしりも歯周組織に物理的な刺激を与えます。結果、歯周組織への圧迫が歯槽骨の破壊につながり
歯周ポケットを深くし、炎症を引き起こすことがあるのです。
もう一つ、ストレスは全身の免疫力の低下を招き、これによって歯周病を悪化させたり、
治りにくくすることがあります。私たちの体は自律神経系、内分泌系、免疫系の3つがバランスをとりあうことで
健康を維持しているのですが、強いストレスにさらされると自律神経系のバランスが崩れることがあります。
すると内分泌系のバランスが乱れ、結果全身の免疫力も低下し、歯周病菌の増殖、歯周病の悪化へとつながる
可能性が高くなります。ストレスは全身のあらゆる病気と深いかかわりが指摘されていますが
歯周病も例外ではありません。歯周病を発症、悪化させないためにも、ストレスをためこまずに
上手に解消することが大切なのです!!

親知らずの抜歯のこと、インプラントを検討されている方、顎の違和感やかみ合わせ、入れ歯でお悩みの方、
歯や顎、お口の違和感や心配事がお悩みのある方はご相談のみでも構いません。
また6か月以上歯科健診を受けていない方がいらっしゃいましたら
定期健診で現状のお口の中の状況を把握するべきです。
その時は是非お気軽にいしはた歯科クリニックまでお越し下さい。

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