歯の汚れ(歯垢)を放置すると起こること

こんにちは!
いしはた歯科クリニック院長の石幡一樹です。
今日はいい天気でした。梅雨入りしてからあまり雨が降っていません。

今回は先日書いた歯垢についてという内容に続けて歯垢を放置するとどうなるか?
ということについて書かせていただきます。

歯石と歯肉炎

歯石とは、歯垢を口の中に溜めておいて放置し硬くなったものです。
歯垢が唾液中のカルシウム等のミネラルと結合して硬くなり、主に歯と歯茎の境い目や歯と歯の間にでき、
歯垢から歯石になる期間はたったの2日間という極わずかな期間で変化します。
歯肉縁より上にできる白黄色の歯石を歯肉縁上歯石といい、歯肉縁より下にできる黒色の歯石を歯肉縁下歯石といいます。
歯肉縁上歯石は目で視覚的に確認する事が出来、歯肉縁下歯石に比べれば柔らかく、形成されやすくあります。
歯肉縁下歯石は肉眼では確認しにくく暗色で非常に固いのが特徴です。
歯石の直接の原因はプラーク(歯垢)であり、プラーク細菌がなければ歯石は形成されません。
歯の表面に溜まったプラークが死んで、そこにカルシウム等の石になる成分が沈着して、プラークが石炭化したものが歯石です。
プラ―クの石灰化が完了すると、その表面にあるプラークが新たに石灰化をはじめ、
その繰り返しによって、層状に石灰化が進行して歯石が増大すると乳白色や黄白色の石状の歯石になります。

歯石自体は石なので、実はそんなに害はありません。
しかし石である歯石の表面はザラザラしていて、軽石のようにボコボコ穴があいています。
ここに細菌が入り込み歯茎に近いところで毒素を出すので歯茎が炎症を起こして様々な問題が引き起こります。
細菌の出す毒素で歯石に近い骨が溶けていき,さらに骨が溶けてなくなったスペースをめがけてまた歯石がついていくのです。

年に1~2回、歯石の除去を

歯石を取る目的は、ざらざらの歯の表面を滑らかにして、プラークがつきにくいようにし、
プラークコントロールがしやすい環境をつくることなのです。
歯石を取っただけで、歯周病がよくなる、歯周病にならないということではありません。
いくら歯石を取ったとしても、24時間に1回、しっかりとプラークコントロールができていなければあまり意味はないのです。
細菌は歯石の穴の中に入り込んでいるので、表面を磨く歯磨きで除去出来ませんし、
細菌の住処である歯石も石なので歯磨きのような柔らかい物では除去出来ません。
歯石は綺麗に歯を磨いている人でも少しずつ形成されていきます。
この為年に1~2回の歯石の除去が必要であると言われています。
上記のように歯石の除去はやはり重要です。そのためには何も問題がなくても定期健診を受診する意識を常に持つことが大切になります。

親知らずの抜歯のこと、インプラントを検討されている方、顎の違和感やかみ合わせ、入れ歯でお悩みの方、
歯や顎、お口の違和感や心配事がお悩みのある方はご相談のみでも構いません。
また6か月以上歯科健診を受けていない方がいらっしゃいましたら
定期健診で現状のお口の中の状況を把握するべきです。
その時は是非お気軽にいしはた歯科クリニックまでお越し下さい。

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