虫歯と歯の硬さの関連について

こんにちは!
いしはた歯科クリニック院長の石幡一樹です。
今日は氷雨の一日です。昼の最高気温が12度!?なのでキルティングのコートとマフラーをして出勤しました。
10月にこんなに寒いことは記憶にありません( *´艸`)

今回は歯の硬さと虫歯の関連性について書きます。
普段仕事をしていて感じることとして歯の硬さは実際は個人個人で違います。
前提として、歯は生体の中では最も硬い組織です。ビッカース硬さという硬さを数値化した場合、約400という硬さです。
これはアルミなどの合金や一部のステンレスより固いレベルです。
しかし、硬さに影響する石灰化の度合いは個人によって違うようです。
それは虫歯などで歯を削る時に歯科医のみが感じられる感覚かもしれません。
歯と歯の間に虫歯が出来やすい方などは全く虫歯のない方と比較して
歯を削る時に歯が柔らかいです。バー(削る道具)がスムーズに歯の内部へと入っていくのです。
このような方はおそらく虫歯菌の数も多く、また虫歯菌(ミュータンス菌)の作る酸で歯が溶けやすく
虫歯の進行も早いです((+_+))そして神経のなくなっている歯も多い傾向にあります。
例えば神経を取っている歯が何本もある方と全て健康な歯の方で
奥歯の溝に小さい虫歯があったとしましょう。もし後者であれば、私は削らずに様子見にしています。
おそらく、それでも問題はないでしょう。虫歯になりにくい方は進行速度も極めて遅いです。
対して、虫歯の多い方は一見虫歯が奥歯の溝に限定されているように見えても
実際削ってみると中で広がっていることが本当に多いです。歯の柔らかい人ほど特にそうです。
なのでこのような人は早めに虫歯を削って神経をとる事態になることを未然に防がないといけません。
結論としては浅い虫歯でも早めに治療した方が無難な方と定期健診の際に虫歯が進んでいないか確認するのでも
大丈夫な方の2者に分かれます。虫歯のリスクが低い方で、万が一小さい虫歯でも早めに治したい方は申して下さい。

最後に虫歯の多い方には必ず何か原因があるはずです。今まで虫歯の多い患者さんから聞かれた答えとして、
仕事中に飴を舐めている、喉が渇くので飴を一日に5個舐める、缶コーヒーを一日3杯飲む、職場で
毎日チョコを食べるなど、糖分の過剰摂取と糖分接種の頻度の多さが原因で虫歯が頻発している方がいらっしゃいました。
遺伝的に歯が弱くて、虫歯が頻発することもありますが、虫歯は日常生活の食習慣などの後天的な
要素のほうが影響大であることは言うまでもありません!!当院では蛇口を開けたまま床の水をふき取ることはせずに
きちんと原因を突き止めることを重視しております。蛇口が開いたままでは必ず虫歯が再発しますからね!
虫歯 蛇口

インプラントを検討されている方、顎の違和感やかみ合わせ、入れ歯でお悩みの方、
歯や顎、お口の違和感や心配事がお悩みのある方はご相談のみでも構いません。
また6か月以上歯科健診を受けていない方がいらっしゃいましたら
定期健診で現状のお口の中の状況を把握するべきです。
その時は是非お気軽にいしはた歯科クリニックまでお越し下さい。

久喜市 歯医者 いしはた歯科クリニック 電話 0480-24-6480 Dr かずき

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