ブリッジと入れ歯どちらにするか?

こんばんは!
いしはた歯科クリニック院長の石幡一樹です。
今日の久喜は北風が冷たく時間を追うごとにたぶん気温が下がりました。
朝よりも夜のほうが寒く感じたので間違いないです!

今回は歯を失ってしまい、その部位を治療する際にブリッジと入れ歯のどちらを選択するべきか?
ということでどちらを選択するべきか迷われている方に対し、何らかの示唆になればと思い書いてみます。

歯を削らないという観点から考えると入れ歯の方が勝っています。しかし、保険で出来る入れ歯は
天然の歯の20~30%しか噛めないとされます。何故かと言うと保険の入れ歯は歯茎の上に入れ歯が乗っかっているだけで
後は外れないように歯の欠損している部分の両脇の歯に金属のばね(クラスプ)を引っかけているだけだからです。
清掃性を考えると入れ歯は外してしまえば清掃しやすいので、そこはブリッジと比較して有利な点です。
しかし特に女性の方は金属のばねが見えることに抵抗があるようで、審美性の点で相談を受けることが多いです。
結論から言うと金属のばねが嫌であれば自費で解決する以外方法はありません。
また東京医科歯科大学の以前の研究で保険の入れ歯は4年で50%程度が作り直しになると言われています。
口の中で使うので仕方がないと言えますが、噛む力50kg程度が一日3回かかる環境と言うのは
かなり過酷な環境なわけなのでそれだけ使えれば良いともいえます。
入れ歯がダメになる理由ですが、大抵はばねをかけている歯が虫歯や歯周病になるか、ばねが壊れるのどちらかです。

では今度はブリッジについて考えます。ブリッジは歯を削るというデメリットはありますが、歯がきちんとあった時の
70%程度は噛めるとされています。また保険外であれば見た目もセラミックなどで綺麗にできます!!
清掃性に関していうと入れ歯より患者さんは毎日のお手入れが大変です。
特にダミーの歯の下や脇はプラークが残りやすいので要注意です。
よく急患でダミーの歯の下を全くお手入れしていなかった患者さんが歯茎が腫れて痛いときますが、
必ず汚れはつきますので歯ブラシ、歯間ブラシ、フロスは必須です。
そしてきちんと歯があった時よりも歯磨きの技術をあげないときちんと管理できません。
ブリッジを入れて調子が良いからと歯科の定期健診をさぼると
ブリッジの土台となった歯が虫歯や歯周病で悪くなる方がいますが、それは当たり前です。
ブリッジなどが入っている方は必ず3~4か月に一度定期健診を受診して、
歯磨きが適切にできているのかを確認する必要があります。
最後に私の意見です。入れ歯科に所属したものとしてですが、入れ歯にする範囲は出来る限り小さくするべきです。
入れ歯をよく知らないDrは両側にまたがっているほうが良いとか言いますが、とんでもない。片側だけに出来るなら
歯を削っても入れ歯ではなく、ブリッジにして入れ歯の大きさを小さくしたようが患者さんにとっても違和感が少なくなります。
これは入れ歯科に所属した経験からわかったことです。
ブリッジでは歯を削るというデメリットは生じますが、何事でも良い事ばかりではありません。
歯をそういう状態にしてしまったことを後悔するほかないのです。
入れ歯科の歯科医としては、保険で出来る入れ歯の限界もわかっているのと
どうしても噛めることを重視したいのでブリッジをおすすめするわけです。
もし金額的に可能であれば歯を削らないインプラントが一番ですが!!
以上入れ歯かブリッジでどちらを選ぶのかについて私見を述べました。

親知らずの抜歯のこと、インプラントを検討されている方、顎の違和感やかみ合わせ、入れ歯でお悩みの方、
歯や顎、お口の違和感や心配事がお悩みのある方はご相談のみでも構いません。
また6か月以上歯科健診を受けていない方がいらっしゃいましたら
定期健診で現状のお口の中の状況を把握するべきです。
その時は是非お気軽にいしはた歯科クリニックまでお越し下さい。

久喜市 歯医者 いしはた歯科クリニック 電話 0480-24-6480 Dr かずき

©2014いしはた歯科クリニック