唾液には2種類ある!!

こんにちは!
いしはた歯科クリニック院長の石幡一樹です。
今日の久喜はさわやかな秋晴れです。久々にこんな天気ですね(^-^)
次の日曜日は大学時代の同期4家族で集まってBBQをします(^-^)

唾液には、サラサラとネバネバの2種類があった!
唾液って、いったいどこで作られているの?
つば、よだれ、おつゆ…。あまりキレイなイメージがない唾液ですが、実はカラダにはとても大切なもの。

口臭予防、ムシ歯予防、飲み込むチカラを助けて誤嚥(ごえん)を防ぐなど、いろんな役割を果たしています。

ちなみに1日に分泌される唾液の量は0.5~1.5L。多い場合は500mlのペットボトル3本分にもなっているんです。

そんな大量の唾液、いったいどこから出てくるのでしょうか?

唾液は、唾液腺というところで分泌されます。この唾液腺は、イラストのように大唾液腺と小唾液腺があり、唾液の95%は大唾液腺から分泌されます。

大唾液腺は耳下腺、顎下腺、舌下腺の3種類があり、それぞれ分泌される唾液の性質が違います。

サラサラか、ネバネバか?それによってさらに特徴や役割も違ってくるのです。

こんなに違う!「サラサラ」「ネバネバ」徹底比較。
サラサラ唾液とネバネバ唾液は、とても対照的。その違いをまとめてみると以下のようになります。

※1 消化酵素の1つでデンプンを分解する。別名ブチアリン
※2 粘性たんぱく質。粘膜や消化器の内壁などはほぼムチンで覆われている。

それぞれ大切な役割がありバランスよくはたらいてくれる状態がベストですが、気をつけたいのは緊張したりイライラしたりして、唾液中の水分が減りネバネバ唾液が増えすぎた状態です。

口の中がカラカラになり、そのせいで食べ物が飲み込みにくくなったり、美味しさを感じにくくなったり、消化しにくくなったりと、食事そのものが楽しくなくなってしまう場合があるのです。

さて、実は奥深い唾液のお話。意外な役割やパワーなど、まだまだ話題は盛りだくさん!これからシリーズでその謎に迫っていきますので、どうぞお楽しみに

試してみて!◎バランスよく両方の唾液を出す工夫をしましょう。イラストを参考に耳下腺をマッサージ。
◎お風呂あがりや寝る前などリラックスしている時に試してみるといいかも。
バランスの崩れる原因になるストレスも、できるだけためこまず、上手に解消できるとなお良し!ですね。

非常に参考になる話ですね(^-^)
なお唾液の分泌は、夜寝ているときに少なくなります。そのため、夜間に口の中で細菌が繁殖しやすく、朝起きると、口の中がネバついたり、口臭が気になったりしがちです。そのため、就寝前にはよりていねいなケアを心がけることが大切です。また、唾液の分泌量は、ストレスや疲れ、加齢、薬の副作用などで減少することもあります。高齢になるにつれて、全身的に何らかの問題が起きやすくなりますので、口の渇きやネバつきを感じることが多い場合には、食事の際にはよくかむようにしましょう。また、梅干などのすっぱいものを食べると、唾液の分泌量が増えます。朝など、唾液が出にくいと感じるときは、すっぱいものを食べるのも、ひとつの方法です。さらに、唾液腺のある場所を軽くマッサージしたり、舌を意識的に動かしたりすることも、唾液の分泌を促すのに有効です。

親知らずの抜歯のこと、インプラントを検討されている方、顎の違和感やかみ合わせ、入れ歯でお悩みの方、
歯や顎、お口の違和感や心配事がお悩みのある方はご相談のみでも構いません。
また6か月以上歯科健診を受けていない方がいらっしゃいましたら
定期健診で現状のお口の中の状況を把握するべきです。
その時は是非お気軽にいしはた歯科クリニックまでお越し下さい。

久喜 歯医者 いしはた歯科クリニック 電話 0480-24-6480 Dr かずき
2018年10月16日

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