口臭の予防とケア

こんにちは!
いしはた歯科クリニック院長の石幡一樹です。
今日の久喜は晴天でそこまで寒さもきつくはありません。

今回の歯の話は前回書いた口臭ケアについてです。気になる口臭の予防とケアカギになるのは「口の中を清潔に保つこと!」●歯磨きや歯間清掃用具の使用で歯垢をしっかり除去する口臭を防ぐには、食べかすや歯垢などの汚れをしっかり除去することが大切です。歯と歯の間、歯と歯茎の境目、奥歯の噛み合わせなどは、特に歯垢が残りやすい部分なので、ていねいに磨きましょう。また、歯と歯の間は歯ブラシの毛先が届きにくく歯垢が残りやすいので、歯ブラシだけでは不十分です。「デンタルフロス」や「歯間ブラシ」を併用して歯垢を効率よく落としましょう。歯並びの悪い人はタフトブラシの使用がオススメです。● 寝る前はデンタルリンスの併用を口臭の中の細菌を殺菌し、口の中を爽やかにする「デンタルリンス」もオススメです。寝ている間は唾液の分泌が少なくなり、口の中の自浄作用が低下します。細菌が増殖しやすい状態になるので、就寝前の使用が良いですね。舌の清掃は重要●うがいだけではNG! 舌の清掃を習慣化して舌苔がついている人は舌を清掃して舌苔を除去しましょう。舌苔は舌に強く付着しているので、うがいだけではとれません。歯ブラシや専用の舌ブラシで取り除きましょう。舌は非常にデリケートな組織なので清掃する時は力を入れすぎないこと。1日1回で十分です。●口臭予防に効果的な「舌苔の取り方」のポイントその他、「食事」や「口臭ケアグッズ」などを使って口臭を予防する方法も手。たとえば、朝の口臭が気になる場合は、朝食を食べることで軽減されます。これは、「食事」により唾液が分泌され、口の中が洗浄されるためです。朝ごはんを食べず、歯も磨かないで家を飛び出す人は……要注意ですね。最後に、大人の皆さんにお伝えしておきたいこと。ひとつは口臭と加齢の関係性。歳を重ねると口臭がきつくなる、と感じている方もいらっしゃると思いますが、たとえば、加齢や薬の服用などで唾液の分泌が低下したり、義歯のケアが不十分だと、口の中の細菌が増えやすくなり口臭がきつくなります。また、これとは別に生理中はホルモンのバランスが崩れることで、唾液の分泌量が減ったり、歯茎に炎症が起こりやすくなるなどにより、口臭がきつくなる場合があります。口の中を清潔に保つようにすると同時に、義歯もきちんとケアしましょう。生理中はこまめに水分を摂るなど、口の中が乾くのを防ぐようにすると良いでしょう。
歯のことでご相談がある方は是非いしはた歯科クリニックまでご連絡下さい。久喜の歯科・歯医者いしはた歯科クリニック院長 石幡一樹

©2014医療法人社団 樹伸会 いしはた歯科クリニック