よく噛むことの大切さ

こんにちは!いしはた歯科クリニック院長の石幡一樹です。今日の久喜はどんより曇って寒いです。今週はずっと真冬の寒さが続くようですね。風邪をひいている方が大変多いので皆様も気をつけて下さいね。私も気をつけます。今回は大先生がいつも言っていた噛むことの大切さについて書いてみます。みなさんはよく噛んで食べているでしょうか?歯周病に悩む人はあまり噛まずに食べている人が多いものです。実はこのよく噛むという食べ方も歯周病の予防には大切な要素なのです。最近は硬い物をうまく噛めない子供が増えています。ハンバーグやオムライスなど、子供の好物は柔らかい物が多く、時代と共に親もそうしたものを子供に食べさせることが多くなりました。このような環境で育った子供は顎の骨の成長が遅れがちです。結果歯の成長とのバランスの崩れから歯並びが悪くなることが多いのです。これは先日久喜市の3歳児健診に行った時にも乳歯なのに隙間が全くなく、永久歯になった時に歯並びが心配なお子さんが数多く見受けられたので非常に実感しました。同時に硬い物を避けてよく噛むことをしないため、顎の関節の機能や噛むための筋肉の機能も低下していきます。さてよく噛まないことによる口腔機能の低下は子供達の問題だけではありません。現代人は昔の人に比べるとずいぶんと噛む回数が減っていると言います。現代人の噛む回数は昭和10年代のころの約2分の1だそうです。噛む回数が少ないと唾液の分泌が少なくなります。唾液には歯周病菌や虫歯菌の繁殖を抑え口腔内の環境を整える作用がありますから、歯周病予防には十分な唾液の分泌が必要なのです。さらに唾液の分泌が少ないと、食後の酸の中和や、再石灰化という歯の修復作用が十分に行われず、虫歯菌を蔓延させることになってしまいます。歯周病や虫歯に侵されると、よく噛むことが出来なくなりさらに歯周病や虫歯を悪化させてしまうという悪循環に陥ります。そうなる前に一口20~30回を目標によく噛んで食べる習慣を身につけましょう。大先生もいつも一口で50回は噛むべきだと患者さんに指導していました。沢山噛むとどんないいことがあるのかはまた今度書きます。久喜の歯科・歯医者いしはた歯科クリニック院長 石幡一樹

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