中程度以上の歯周病治療の難しさ

こんばんは!

いしはた歯科クリニック院長の石幡一樹です。

今日の久喜は昼間は小雨でしたが、夕方から雨が強くなったと患者さんがおっしゃっていました。

昨日歯周病のおおまかな説明をしました。昨日書いたように歯周病は生活習慣病です。

つまり慢性の疾患であり、治るものではありません。英語で言うとCureするものではなくControlする

しかない病気です。まず虫歯菌と歯周病菌は全く菌の種類が違います。虫歯菌は酸素がないと生きられないので

歯の表面にいます。かたや歯周病菌は歯茎の中にいるので酸素がない場所を好むのです。

ですから詩集ポケットが浅ければ歯周病菌は生きられないのです。つまりこれが正常な状態ですね(^O^)

また歯周病は活動期と安定期があり、症状に波があります。体調が悪い時、疲れがたまった時、ストレスがかかった時などに

急性症状を起こすこともよく見受けられます!歯周病の治療は歯磨き指導、歯石をとることですが、この歯茎の上に

見えている歯石はそこまで悪玉ではありません。先ほど説明したように歯茎の中にこそ歯周病菌は住処があり、そこで

悪さをします。具体的には歯を支えている骨を溶かす手助けをするのです。ですから歯茎の中の歯の根面に

へばりついている歯石を取ることこそがDRやDHが行う歯周病治療の任務です。ところが様々な研究から前歯では

6mm以上、奥歯では4mm以上になると名人が歯石除去をやったとしても歯石を取り残すという

研究結果が世界中にあります。前歯と奥歯の深さの差は奥歯になると根が3か所に分岐していたり、また歯石をとる治療自体

が口の奥なので我々の治療がやりにくいという理由でこのようになるわけです。初診時に8mmあった歯周ポケットが

歯石を取ったことにより6mmと浅くなることはなるのですが、結局炎症が治まらないというのは良くあることです。これは結局

歯石が取りきれないからなのです。ではどうすれば良いのか?我々は歯茎の上から手さぐりで歯茎内の歯石をとるのですが

この治療に限界があることが分かりますね。であれば歯茎を開いて、きちんと目で歯石がある場所を確認した上で歯石を

除去するほかありません。これを話すと大半の患者さんは怖そうとか痛そうだから嫌とおっしゃいます。しかしそれをしなければ

本質的には治りません。なぜなら歯茎の中には取り残した歯石がこびりついているからです(ー_ー)!!歯茎を開いて歯石を

とることを歯周外科と呼びますが、これは歯を抜くよりは痛くありません。またやらなければ妥協的な治療になるわけです。

癌を例に挙げれば、怖いからと言って全部の癌を取りきらないことになりますからね!!見えないところにある歯石を手さぐり

で治療することには限界があるとこれを読んだ方はご理解いただけると思います。勿論オペは怖いでしょうが、そういう状態に

してしまったのは患者さん自身です。本当はこのようになる前に軽度な歯周病で食い止めなくてはなりません。

もし歯周病治療でご質問があれば遠慮なくお尋ねください!

親知らずの抜歯のこと、インプラントを検討されている方、顎の違和感やかみ合わせ、入れ歯でお悩みの方、

歯周病や虫歯などお悩みのある方はご相談のみでも構いません。

また6か月以上歯科健診を受けていない方がいらっしゃいましたら

定期健診で現状のお口の中の状況を把握するべきです。

その時は是非お気軽にいしはた歯科までお越し下さい。

久喜 歯医者 いしはた歯科クリニック 電話 0480-24-6480 Dr かずき

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