顎関節の下顎頭の動きには個人差がある!

こんにちは!
いしはた歯科クリニック院長の石幡一樹です。
今日の久喜は曇り空ですが、まだ冬の寒さではないです(^O^)

今回は大先生の件があって最近急に顎関節症の患者さんを診ることになった
私が顎関節症の患者さんを診ていて感じていることを書いてみます。

上顎は頭蓋骨に固定されています。ですからそれをずらすことは不可能ですが、
下顎は顎関節を介して左右2か所で上顎骨にぶら下がっており、上下左右に自由にずらすことが出来ます。
この時に下顎をずらしやすい側とすらしにくい側が大抵の方には存在します。
両方とも同様にずらしやすい方は顎関節症にはなりにくいし、以下に書く内容はあまり気にする必要が
ないかもしれません。下顎をずらしやすい側はいつも咀嚼時に噛んでいる側と言えます。
反対に動かしにくい側は咀嚼時にほとんど使っていない側と言えます。
当院にいらっしゃる顎関節症の患者さんに対してはこの動かしにくい側への動きを動かしやすくなるように
筋トレをすることを指導しております。そのためには人と顔を合わせない時に顎を動かしにくい側にスライドさせておく
必要があります。これは顔面の表情筋にそのような筋肉の使い方を刷り込むためです。
また咀嚼時も同様です。動かしにくい側に顎を少しずらしつつそちら側の犬歯付近で咀嚼し始めるように
説明をしております。
もう一つ気付いたことがあります。下顎頭の動きが個人個人でかなり差があるということです。
自分の下顎頭の動きの良し悪は誰でも知ることができます。やり方は簡単です。
耳の穴に人差し指を突っ込んだ状態で口の開閉口運動をやってみましょう。
その時に下顎頭が前方と下方に動くのが正常なのですが、顎関節症の患者さんでは前方への移動量が
非常に少なく、下方にしか動かないのです。そもそもですが、下顎頭は開閉口運動をする時に
前下方に動くと我々歯学生の教科書には書いてあります。ちなみに私の顎関節は非常に可動性が良く
前方によく動きます。一方大先生は以前顎関節症に自らがなったことがありますが、10月頃に耳に指を入れて
開閉口してもらったら私と比較してあまり前方に動かなかったです。
その時父はだから俺は顎関節症になりやすくて、お前は絶対にならないと言われたことをよく記憶しています。
これと同じことが顎関節に何らかの症状がある方には言えます。みなさん共通して下顎頭の前方への動きが
悪いのです。先天的に下顎頭の前方への動きが少ない方がいて、そのような方が顎関節症になりやすいのだと
思います。また後天的にかみ癖などの悪習慣の積み重ねで下顎頭の可動性が悪くなる可能性もあるのだと思います。
毎日顎関節症の患者さんと接していて、感じることなので絶対に間違いないと思います。
私の耳に指を入れていただいて、その後自分の耳に指を入れて開閉口した時の下顎頭の前方への動きに明らかな差があることが
わかると患者さんも自分の下顎頭の可動性が悪いことがすぐにわかり、自分の下顎の状況が理解出来るのです。
下顎頭の前方への動きが悪い為に顎関節症になるのだから、自ら下顎を前方に動かす力を賦活しないといけないわけです。
これに関して正直大先生の意見も聞いてみたいのですが、あいにく自分で解決する以外ありません。
歯科医師として働く限り私はこれについて必ず検証していきます。
まとめですが、下顎の動きには個人差があり、特に顎関節症の方では前方への可動性が良くないことがわかりました。
これを読んだ方は是非参考にしてみてくださいね(^-^)

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定期健診で現状のお口の中の状況を把握するべきです。
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