歯茎の中の歯石や細菌をとる 重要

こんにちは!
いしはた歯科クリニック院長の石幡一樹です。
今日の久喜は昨日吹き荒れた暴風が収まり良い天気でした。

午前中11月以来の患者さんが春日部からいらっしゃり、大先生のご冥福をお祈りしますと言われました。
最近辛さよりも寂しさが募ります。何かちょっとしたことでも相談したいのに
その散在がいないというのは非常にさびしいものですね(ー_ー)!!診療中はそんなことはありませんが
時折ふと涙が出ることがあります。父親は本当に大きな存在でした!!

今回は歯茎の下にある縁下歯石について説明致します。
たまに歯茎の根元に黒いものが見えることがあります。虫歯だと思い心配になりますよね。
実は歯茎の中に隠れていた黒い歯石なのです。黒い歯石は歯周病が進行しているバロメーターであり、
見えている部分はほんの一部で歯茎の中に多くが隠されています。
今回は黒い歯石が示す3つの危険と除去方法や作らない方法をお伝えします。ぜひ参考にしてください。

1.黒い歯石が示す3つの危険

1-1.黒い歯石は歯茎の出血からできる

黒い歯石は歯茎からの出血と唾液の中のカルシウムやリン酸が着くことによってできた歯石です。血液の成分である赤血球が含まれているため歯石が黒く見えるのです。そのため黒い歯石がある方は歯茎の中で出血が起こっていることを示しています。

白い歯石はプラークが原因
白い歯石はプラークと唾液の成分によって作られています。白い歯石は誰でもできるもので、
赤ちゃんのお口の中にもできることがあります。健診にいらっしゃる赤ちゃんについていると
お母さんは心配されますが、問題ありません。

1-2.黒い歯石は歯周ポケットにできる

黒い歯石は歯茎の中でできる歯肉縁下歯石(しにくえんかしせき)です。
歯肉縁下歯石とは歯茎の中にできる歯石のことをいい、歯周ポケットがあることを示しています。

白い歯石は歯肉縁上歯石(しにくえんじょうしせき)

白い歯石は歯茎の外側にできる歯肉縁上歯石と言います。歯周ポケットがなくても白い歯石は付きます。

1-3.黒い歯石は歯周病を悪化させる

黒い歯石は歯周病菌の住みかになり、歯周病を悪化させます。
歯茎の中にある黒い歯石によって、細菌が集まり、歯を支えている骨が溶かされ歯周病が進行していきます。

白い歯石は歯肉炎を悪化させる

白い歯石は歯茎の上に出ているため、歯茎が腫れる歯肉炎を悪化させます。しかし、そのまま放置すれば歯肉炎から歯周病へと進行してしまいます。

2.黒い歯石と白い歯石の比較

黒い歯石 白い歯石
作られ方 血液と唾液 プラークと唾液
歯石ができる場所 歯茎の中(歯肉縁下歯石) 歯茎の外(歯肉縁上歯石)
歯石ができる方 歯周病の方 誰にでもできる(赤ちゃんでもできる)
歯石の取りやすさ 頑固にこびりついている 簡単に取れる

3.黒い歯石の除去方法

3-1.歯茎を引き締めてから除去する

黒い歯石は歯茎が腫れている状態で除去すると、歯茎から出血してしまい、歯石をきれいに取ることができなくなります。歯ブラシやデンタルフロスで歯茎を引き締めると隠れていた黒い歯石が見えてきます。その時点で取ることによって痛みや時間を減らすことができます。

3-2.超音波スケーラーで除去する

黒い歯石は白い歯石より硬く、歯の根にこびりついています。歯石を除去する超音波スケーラーという機械で砕いて取る必要があります。
3-3.黒い歯石は分けながら除去する

歯の根は複雑な形をしているため、一度に全てを取ると2~3時間程度かかってしまいます。そのため数回に分けて歯石を取ります。歯石を取ることによって歯茎が引き締まるため、隠れている歯石を確認しながら取っていきます。
3-4.歯周外科で除去する

黒い歯石が歯周ポケットの奥深くにある場合は、歯周外科を行って歯石を取ります。歯周外科は麻酔をし、歯茎を切開して、歯茎の中を確認しながら歯石を取る方法です。4mm以上の歯周ポケットの中の歯石は歯茎の入り口からでは取りきれないので、歯周外科で歯石を取ります。

4.黒い歯石を作らない方法

4-1.デンタルフロスで歯茎からの出血を確認する

黒い歯石は歯茎の出血からできています。特に歯と歯の間に付きやすいため、デンタルフロスを毎日行い、デンタルフロスに血が付いていない状態に保つ必要があります。

4-2.定期的に歯茎の検査を行う

歯周ポケット内に出血があると黒い歯石ができてしまいます。定期的に歯周病の検査を行い、歯周ポケット内の出血がない状態を保つ必要があります。

4-3.定期的に歯医者でクリーニングをする

歯ブラシやデンタルフロスで全てのプラークを取り除ける方はほとんどいません。定期的に歯医者でクリーニングすることにとって、自分で磨ききれていないプラークを取り除き、歯茎からの出血を起こさせないようにします。
まとめ

黒い歯石は白い歯石より歯茎の悪い状態です。しかし、歯茎の中でできることが多く、自分で確認することはなかなかできません。歯医者で定期的に歯石を取ることによって、黒い歯石を作らないようにして行く必要があります。
繰り返しますが、深い歯周ポケット6ミリ以上だと歯茎の中に黒い歯石が必ずついています。
これをきちんととっていくことが最重要です!!

インプラントを検討されている方、顎の違和感やかみ合わせ、入れ歯でお悩みの方、
歯や顎、お口の違和感や心配事がお悩みのある方はご相談のみでも構いません。
また6か月以上歯科健診を受けていない方がいらっしゃいましたら
定期健診で現状のお口の中の状況を把握するべきです。
その時は是非お気軽にいしはた歯科までお越し下さい。

久喜市 歯医者 いしはた歯科クリニック 電話 0480-24-6480 Dr かずき

©2014いしはた歯科クリニック