歯周病の炎症 絶対に放置してはいけない理由とは

こんにちは!
いしはた歯科クリニック院長の石幡一樹です。
今日の久喜は日中はダウンジャケットが必要のない暖かい晴天でした。
私は昨日のスキーの筋肉痛があって少しだるかったです。知樹くんに足疲れてる聞くと
全く筋肉痛がなく、若さがうらやましくなりました(^-^)

今日の歯の話ですが、歯周病についてです。以下読んでみて下さいね(^-^)
歯を失う原因は、むし歯だと考えている人は多いでしょう。しかし日本人が歯を抜かなければならなくなる原因のトップは、歯周病です。日本歯周病学会と日本臨床歯周病学会の共著として発刊した書籍『日本人はこうして歯を失っていく 専門医が教える歯周病怖さと正しい治し方』(朝日新聞出版)から、歯周病の治療法を紹介します。

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 歯科医院に通うと「セルフ・ケアも大事ですよ」と言われることが少なくありません。歯周病のセルフ・ケアというのはまず「局所(歯)のケア」、すなわち毎日のブラッシングです。さらに歯周病は全身の健康にかかわる感染症ですから、持病のコントロールや生活習慣の改善といった「全身の健康管理」も不可欠です。

 患者さんの中には「歯科医院に通っていれば歯周病は治るだろう」と考えている人がいます。しかし、同じ進行度の患者さんが同じタイミングで歯科医院に通いはじめても、セルフ・ケアを努力している患者さんと歯科医師任せで何もしない患者さんでは、治り方も、通院回数も、治療にかかる費用も、将来歯がどうなっていくかもまったく違ってきます。

■手のひらサイズの炎症を放置できますか?

 中等度の歯周病になっている患者さんの場合、歯周ポケット周辺の炎症の総面積は、「手のひらくらいの大きさ」(歯周ポケット5ミリ範囲の炎症×28本=72平方センチ)といわれています。もし顔に手のひらサイズの炎症があれば、普通は放ってはおかないはず。見た目はもちろんのこと、放置して化膿すれば大変なことになりますから、治療をするでしょう。
ところが歯周病は、歯肉の中の見えにくい部分で炎症が起きているために多くの人が無頓着。放置している間に歯を支える骨が溶けていくだけでなく、全身に感染が広がっていきます。

■化粧品やサプリにお金をかける前に、歯のケアを

 高齢化が進み、アクティブシニアが増えている昨今は、アンチエイジングがブーム。「いくつになっても若く美しく健康でありたい」と、外見や体力、脳の老化防止などに関心が集まり、ジムに人があふれ、高額な化粧品やサプリメントが飛ぶように売れています。

 ところが意外と歯に気を使う人は少なく、外見は若々しいのに口の中はボロボロで、歯が抜けかかってから歯科医院を受診してくるケースが後を絶ちません。

 歯をいい状態に保つことは、外見だけでなく、食べものをしっかり噛んで滑舌よく話すといった機能面、そして全身の健康を維持するという面からも、究極のアンチエイジングといえます。セルフ・ケアを習慣にしてください。

親知らずの抜歯のこと、インプラントを検討されている方、顎の違和感やかみ合わせ、入れ歯でお悩みの方、
歯や顎、お口の違和感や心配事がお悩みのある方はご相談のみでも構いません。
また6か月以上歯科健診を受けていない方がいらっしゃいましたら
定期健診で現状のお口の中の状況を把握するべきです。
その時は是非お気軽にいしはた歯科クリニックまでお越し下さい。

久喜市 歯医者 いしはた歯科クリニック 電話 0480-24-6480 Dr かずき

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