虫歯が進行すると「硫黄臭」、胃腸病なら「腐卵臭」?…口臭の原因を知る

こんにちは!
いしはた歯科クリニック院長の石幡一樹です。
今日の久喜は昨日よりも寒くなり、晴れてはいますが寒いです( *´艸`)

さて今回の歯の話ですが、口臭について書かせていただきました。
あなたは自分の体のどの部分のニオイが一番気になりますか?」
女性週刊誌や化粧品会社がそんなアンケートをとると、おおかた「口臭」が上位になるそうです。とりわけ他人の口臭が気になったとき、「自分はどうなんだろう?」と心配になるそうです。
さもありなん。二本足歩行の人間がお互い向かい合えば、口と鼻はお見合い状態。
自分の口のニオイは他人の鼻にスイスイ飛び込んでいくのですから。
しかも、嗅覚には「疲労」という性質があります。これは、いつも嗅いでいるニオイに慣れて、自分では気づかなくなることです。
自分のニオイを感じられないまま、「自分の口臭だけが強いのではないか?」と、過剰に気にする人が多いのです。
しかし、口は臭って当たり前なのです。なにしろ人間は食べたり飲んだりします。いろんなものが入ってきます。
入るだけでなく、吐き出す息や痰(たん)、ゲップなどの出口でもあります。
南船北馬の波止場のように朝から晩まで出入りで賑(にぎ)わう場所ゆえ、口にニオイはつき物なのです。
それでも、やはり口臭は嫌です。なんとかしたい。口臭の攻略には、その原因を知る必要があります。
朝、空腹、緊張したときが「においどき」
実は、口臭には「においどき」があります。朝の起き抜け、空腹時、そして緊張したときです。
この三つの「においどき」に共通する理由は分かりますか?それは唾液の分泌が少ないことです。
唾液と口臭には密接な関係があります。唾液に含まれるリゾチームという酵素には殺菌力があり、ニオイをつくる雑菌の繁殖を抑えてくれます。生き残った細菌も食べ物の残りかすと一緒になって、唾液の中に溶け込みます。あとはゴックンと飲み込まれて胃に落ちれば、胃液の強い酸性で細菌はほとんど死んでしまいます。つまり唾液のおかげで、本来は強いニオイ天国である口の中が、「公衆の迷惑」にならない程度に抑えられているのです。ところが、この唾液が起きたてや空腹のとき、緊張したときには分泌が減少して、口臭の原因となるのです。

 もうひとつの大きな原因は、舌の上に生える苔(こけ)のような白いものです。「舌苔(ぜったい)」と言って、口の中で剥がれた粘膜の上皮細胞や血液から遊離した組織、食べ物の残りかすなどが舌の上に付着したものです。舌苔には雑菌が棲(す)みやすく、それ自体がニオイの元となります。この舌苔は、胃腸の弱ったときや熱のあるとき、また前述したように唾液が減少したときに増えやすく、健康のバロメーターでもあります。
以上の原因は、誰でもおこりうる「生理的口臭」です。
口内や内臓の病気が潜む場合も
病気が原因でおこる「病的口臭」もあります。病的口臭には、口腔(こうくう)内が原因のものと、内臓器官の病気に起因するものがあります。口の中の病気で最も多いのは、虫歯と歯周病です。虫歯になると、たんぱく質を分解する酵素を出す細菌が歯の中に棲み付き、硫化水素やメチルメルカプタンなどの特有のニオイを発生させます。特に歯茎の下の歯根部まで侵されてしまうと、より強い硫黄(いおう)のような悪臭を常時放つようになります。
歯周病のときもニオイは強くなります。歯周病になると、歯と歯茎の間に歯垢(しこう)がたまりやすく、そこに細菌が棲み付きニオイを出します。症状が進んで出血しやすくなると、腐敗した血液も魚の血合いのようなニオイの原因となります。
生臭さ、腐臭……ニオイは健康のバロメーター
 次に、内臓疾患が原因で発生する場合です。タマゴの腐ったようなニオイがするときは、胃腸の病気が疑われます。食べ物が腸内で異常発酵をおこし、これらのニオイ成分が血管を通って肺に送られ、呼気とともに出てくるのです。胃腸の中のニオイが逆流し、口から出ることもあると言われています。アンモニア臭やかび臭い口臭は、肝臓や腎臓に問題があることもあります。
糖尿病によって体内にケトン体という物質が増えると、甘酸っぱい、果物が腐ったようなニオイになります。
肺の病気のときには生臭いニオイ、 蓄膿(ちくのう)症のときには肉の腐ったニオイ、トリメチルアミン尿症(魚臭症候群)という病気のときには魚の腐ったニオイがします。また、がんのときには、人間の鼻では嗅げないようなニオイを、訓練された犬や「線虫」という虫が嗅ぐことができることが分かっていて、がんの特定や早期発見への応用が期待されています。
口臭に気づいたら、それは病気のシグナルかもしれません。
ニオイの強さの変化が、病気のバロメーターになることもありますから、あなたや家族の健康に関する貴重な情報なのです。

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