総入れ歯の方の食事の注意点

こんにちは!
いしはた歯科クリニック院長の石幡一樹です。
今日の久喜は昨日に引き続いて良い天気です(^O^)

昨日上下総入れ歯の方でうまく食事が噛めないという主訴で新患がいらっしゃいました。
この方の入れ歯を診査すると問題はありますが、入れ歯自体は歯茎に吸着しており、
そんなにひどい義歯ではなく、噛み合わせも問題ありませんでした。
ところがお顔を見ると表情筋に力が凄く入っており、顔がぴくぴくし、舌も絶えず動いているのです。
また物を嚙むための筋肉、咀嚼筋といいますが、この咬筋が嚙んだ時にほとんど膨らまず
うまく咬筋を使えていないと診断できました。そこでこの方には噛み方指導を行い、
入れ歯も劣化していたので新製させていただくことにしました。

総入れ歯で難しいとされるケースは土手(歯茎)が少なく、唾液も少ない、食事以外でもかみしめる癖がある
粘膜が薄く痛みを感じやすい、舌が不随意に動き回る、こういったケースが難症例です。

そこで今回は総入れ歯の方の食事の仕方についてご説明致します。
総入れ歯を入れた場合に難しいのは、口を開ける時、物をかむ時、下顎総入れ歯をどのように使えば
浮き上がらせることなく、使えるかということです。
上顎の総入れ歯は、面積を広く出来るのでピタッと吸い付くようなものが楽にできるのですが、
下顎の総入れ歯の場合は歯茎の幅が狭く動き回る舌が内側に存在するために、
ピタッと吸い付くようなものを作ることは難しいとされます。
舌は非常に強い筋肉ですので動かしていたら吸着は壊され、当然下の総入れ歯は動きます。
しかし、その義歯の使い方によっては、口を開けたり、物をかんだりするときに浮きにくくすることができるようにできます。

気をつけること
その1 :口を開けるときには舌先も一緒に持ち上げてはならない。
     舌先は、下顎の内側の前歯部付近にそっと押し付け、舌の左右両側を下顎の左右両内側に押し付けるようにする。
     舌全体を膨らませて、歯の上にはみ出させるようにして、口を開けたときに舌が浮き上がらないようにする方法もある。

その2 :総義歯で物をかむときには、通常の歯列がそろっている時の「片側がみ」とは異なり、
     左右両側で同時にかむ「両側がみ」をしなければならない。
     通常一般に行う片側がみを行うと、下顎総入れ歯の一側にだけ力が加わるために、
     反対側の入れ歯が浮いてしまう。「両側がみ」を行うと、力が左右両側に均等に加わるために、
     義歯が浮かなくなり、その結果安定してかむことがで出来るのです。

当院はいしはた歯科クリニック 久喜顎関節・入れ歯センターという名称があります。
院長の私と私の父は東京医科歯科大学病院の入れ歯科で専門的に差し歯や入れ歯の治療を
してきました。そして父は顎関節症について全国歯科医師会から講演会を頼まれるレベルのドクターです。
うちの医院は久喜の他院と比較して入れ歯や顎関節症の治療が得意ですので、他院で治せなかったり、
入れ歯を作ったけれど合わずにお困りの方は是非お越しください。

歯や顎、お口の違和感や心配事がお悩みのある方はご相談のみでも構いません。
また6か月以上歯科健診を受けていない方がいらっしゃいましたら
定期健診で現状のお口の中の状況を把握するべきです。
その時は是非お気軽にいしはた歯科クリニックまでお越し下さい。

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いしはた歯科クリニック

院長 石幡一樹

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