「みにくいアヒルの子期」を知っていますか?

こんにちは!
いしはた歯科クリニック院長の石幡一樹です。
今日の久喜は曇り空でやや肌寒いです。と言ってもジャケットを羽織れば十分ですが!

先日自分の小学校時代の友達からお子さんの歯並びについて相談を受けました。
彼の7歳のお子さんの上の前歯と前歯の間に隙間があって心配でどうすれば良いのか?という
内容でした。以下にこれについてまとめてみました。
通常6~7歳くらいになると、上の前歯が生え変わりの時期になります。
乳歯よりもずっと大きい前歯が生えてきて、急に顔の印象が変わる頃です。
やっと生えてきた大人の前歯・・・でもなんだか曲がっているかも!?
上の前歯が八の字型に生えてきて、真ん中の隙間がすごく開いています、と心配されるママやパパが多いのですが、
この時期の前歯は八の字型に生えてくるのが普通です。
前から2番目の歯が出てくるころにちょっと隙間が狭くなって、3番目や4番目が生える頃にようやく隙間が閉じてくるので、
「一時的にちょっと見た目が気になる時期」ということで「みにくいアヒルの子期」と呼ばれます。
つまり真ん中の隙間がきちんと閉じるのは9歳ころというわけです。ですから7歳頃の状態を見ると
親は心配になりますが、結論としては経過観察するのが適切です。
ただし、上の前歯の歯と歯の間に、「過剰歯」という余分な歯が挟まって埋まっていることがあって、
この場合はこの過剰歯を抜いてもらわないと隙間が閉じることはありません。心配がありましたら、歯医者さんでレントゲンを撮ってもらいましょう。
また上唇小帯という筋のようなものが残っているとその筋のせいで前歯間の間隙は決して閉じることはありません。
もし筋のようなものがある場合はすぐにでも歯医者に行って相談するべきです。
上記した友達のお子さんの前歯の写真を送ってもらって診断したのですが、おそらく問題ないと思ったので
経過観察で良いのではとメールしました!(^^)!このブログを読んで自分のお子様の歯並びが気になる場合は
是非いしはた歯科クリニックまで気軽にご相談下さいね(^-^)

親知らずの抜歯のこと、インプラントを検討されている方、顎の違和感やかみ合わせ、入れ歯でお悩みの方、
歯や顎、お口の違和感や心配事がお悩みのある方はご相談のみでも構いません。
また6か月以上歯科健診を受けていない方がいらっしゃいましたら
定期健診で現状のお口の中の状況を把握するべきです。
その時は是非お気軽にいしはた歯科までお越し下さい。

久喜市 歯医者 いしはた歯科クリニック 電話 0480-24-6480 Dr かずき

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