口の中には噛みやすい場所がある かみ癖について

こんにちは!
いしはた歯科クリニック院長の石幡一樹です。
今日の久喜は春本来の暖かい天気です(^O^)大宮公園の桜も週末までが見ごろだと思うので
明日午前中に芽久実先生とお花見に行く予定です!

今回はかみ癖という言葉について詳しくご説明いたします!
皆さまは食事する時にどの部分の歯を使って咀嚼をしていますか?
そんなこと気にしたこともないという方もたくさんおられるのではないでしょうか

例えば歩く時にどちらの足から踏み出そうとか
考えなくても勝手にどちらかの足が出て、それに合わせて勝手に腕も動いて、歩けるのと同じように
咀嚼も同じように無意識!!のうちに勝手に行われます。この無意識に咀嚼を行っているということが非常に大切です!!
ですからご自身が普段口の中のどのあたりで咀嚼をしているのかをきちんと認識している方はほとんどいません。
なぜ無意識でも歩行や咀嚼が出来るかというとmuscle engramといって筋肉に記憶や痕跡が刷り込まれ
勝手にそのような動きができるようになっているからです。これは養老孟司先生の本に書いてあります。

では事実を書きます。字を書く時に右利き、左利きの人がいらっしゃるように、
口の中にも必ずかみやすい部位とかみにくい部位が存在するのです。
この噛みやすい部位で噛むことがインプットされて筋肉に刷り込まれるとその刷り込みはますます強化され
そこでしか噛めなくなるわけです!!
なぜこのようなことが起きるかというと人は奥歯で噛むと気持ち良く、噛んだ感じがして、味も美味しく感じるかららしいです。
たまに患者さんで両側をバランスよく噛みたいという方がおりますが、それは非常に困難なことなのです。
何故かと言うとこのことを手に置き換えて考えてみると、
右手でも左手でも同じレベルで字が書けますということと同じことを言うことになるからです。
そんなことできる方はほとんどいらっしゃらないですよね(ー_ー)!!私は会ったことがありません。
でももし左右の歯(歯列)を均等に使いたい方は下顎を左右に動かしてみましょう。
この時にほぼ左右差がない方は口の中の右も左もほぼ均等に使っていると言えるでしょう。
しかしこれを満たせる方はほんの数%しかいらっしゃらないと思います。
ちなみにこの条件をクリアした人は噛み癖が固定化されておらず、正しい下顎の使い方が出来る方なので
60歳になっても虫歯や歯周病が一切なく、一生歯の問題では困らないで済む可能性が高いです!!
これは大先生が研究し、すでに論文となっています。

ではかみ癖とは何でしょうか?かみ癖は大先生が作った言葉です。
当院では顎関節症の患者さんがいらした時やその他かんだ時に痛みがあるとおっしゃる
患者さんに対して必ずかみ癖を調べております。以下にかみ癖の概念について書きます。
当院の言うかみ癖とは口のものを入れた時に最初に噛む部位が癖になって決まっていて、この現象をかみ癖と
名づけました。かみ癖はものを最初に噛む部位として現れてくる単純な現象ではありますが、
その性質として顎口腔系諸器官に対して破壊因子として作用する可能性がある一方で
それ自体も顎口腔系諸器官の形態、機能や咬合感覚と密接な関連性を持ちます。
これは習慣性咀嚼側としばしば勘違いされますが、これらは似て非なるものです。
かみ癖の調べ方については近日ブログで説明致します!!

親知らずの抜歯のこと、インプラントを検討されている方、顎の違和感やかみ合わせ、入れ歯でお悩みの方、
歯や顎、お口の違和感や心配事がお悩みのある方はご相談のみでも構いません。
また6か月以上歯科健診を受けていない方がいらっしゃいましたら
定期健診で現状のお口の中の状況を把握するべきです。
その時は是非お気軽にいしはた歯科クリニックまでお越し下さい。

久喜市 歯医者 いしはた歯科クリニック 電話 0480-24-6480 Dr かずき

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