虫歯菌の感染は3歳まで要注意!!

こんにちは!
いしはた歯科クリニック院長の石幡一樹です。
今日の久喜は結構強い雨が朝から降り続いており、真冬の寒さです。
ダウンジャケットをクリーニングに出さずに残しておいて正解でした(^O^)
トレンチコートとかでは今日はかなり寒いと思われます。

最近当院には1歳前後の赤ちゃんとお母さんがフッ素塗布を希望でいらしたり、
妊娠中の女性が歯茎を腫らしていらっしゃる新患の方が増えました。
今回はその人たちに説明している今後気をつけて頂きたいことについて記載します。

みなさん知ってますか?
赤ちゃんは生まれてきた時口の中は無菌ですが、お母さんやお父さんが口移しをしたり、
使った箸でお子さんにご飯をあげるとその菌がそのままお子さんに感染することを!
中でもお母さんは特に赤ちゃんと過ごす時間が長いので要注意です。
生後10ヶ月~31ヶ月の間に、虫歯菌であるミュータンス菌が母から小児へと感染していきます。
その時の条件は、母親の口腔内にミュータンス菌が大量にいる場合、
又、小児が ショ糖(砂糖)をたくさん摂取している場合に効率良く感染していきます。
問題は、一旦強く感染してしまうと、ブラッシングや口をゆすぐ位ではミュータンス菌を減らす事は出来ず、
”一生ミュータンス菌を大量に抱えて過ごしていかなければならない”
つまり一生虫歯になりやすいという恐ろしい事実があります。
これらの理由からこれに加えて食生活の嗜好も大きな影響を与えます。
むし歯菌の栄養は周知のごとく砂糖(スクロース)です。
チョコ、クッキー、ハイチュウ、あめ、ヤクルト、キャラメル、グミ、ラムネなど甘い味がするものは
砂糖が多く含まれており虫歯という観点から考える危険です。また炭酸飲料、ヤクルトなどの乳酸菌飲料、
ポカリスエットなどの清涼飲料水も非常に砂糖が多く含まれております。
単純に考えて甘くてべたべたする食べ物は虫歯になりやすいということです。
煎餅のように醤油味の物には砂糖の含有量が少ないので虫歯になりにくいとお考え下さい!!!
ちなみにうちの子供達は煎餅が大好きでハイチュウや飴は一度も口にしたことがありません。
お子さんの虫歯を防ぐのはあくまで親です。甘い物を食べさせて虫歯になって苦しむのはお子さんです。
よく虫歯の治療を嫌がって泣くお子さんに怒っている親がいますが、これはめちゃくちゃで親が
甘い物をホイホイあげるから虫歯になるわけなので、自分自身を責めるべきです。
子供達にはそんなに非はないわけですから!
一応虫歯を予防する処置として乳歯の奥歯の溝をふさぐシーラント!やフッ素塗布!という方法があります。
ただし一番虫歯予防に大切なのは砂糖の摂取を控えることです。
もう一つポイントとしては間食を控えるということです。小さいお子さんで間食を少なくということは
なかなか難しいでしょうから出来る限り糖分の不必要な摂取はしないに限るのです!!
心配な親御さんは小さなお子さんの歯を守るためにも是非いしはた歯科クリニックに一度ご相談ください。

親知らずの抜歯のこと、インプラントを検討されている方、顎の違和感やかみ合わせ、入れ歯でお悩みの方、
歯や顎、お口の違和感や心配事がお悩みのある方はご相談のみでも構いません。
また6か月以上歯科健診を受けていない方がいらっしゃいましたら
定期健診で現状のお口の中の状況を把握するべきです。
その時は是非お気軽にいしはた歯科クリニックまでお越し下さい。

久喜市 歯医者 いしはた歯科クリニック 電話 0480-24-6480 Dr かずき

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