歯根破折の治療法について

こんにちは!
いしはた歯科クリニック院長の石幡一樹です。
今日の久喜は一昨日までは雨予報でしたが、曇り予報に変わりました(^O^)

先日は歯根破折の原因や症状について書きましたが、今日はその治療法についてまとめます!

歯根破折の治療法

1-1.神経が残っていて痛みが強い場合は神経を抜く

歯が割れて神経の中まで細菌が感染している場合は、強い痛みが出ます。
麻酔をし神経を抜く治療をします。細菌が亀裂の中や、根の先に入り込まないようにします。

1-2.破折部分を接着剤で付ける

部分的な亀裂の場合、歯の内か外側からスーパーボンドという接着剤で固定します。
神経が残っている場合、神経を抜く治療をしてから行う場合もあります。
接着剤で固定した後、土台でも接着して被せものをします。
当院で破折を起こした歯に対して第一選択で行う治療法ですね。
開業して5年なのでまだ5年予後が最長期間ですが、現在進行形で5年間持っている歯もありますよ(^O^)

1-3.割れている部分まで歯を部分矯正で引き上げる

歯の割れている部分が歯茎の上の方の場合は、部分矯正で歯を引き上げます。
亀裂の部分を歯茎より出すことによって、細菌が歯茎の中に感染しないようにします。
亀裂の場所、残っている根の長さによってできない場合もあります。

1-4.一度抜歯して接着剤で付ける

割れている部分が深くまで広がっている場合は、一度抜歯をして、接着剤で固定した後、元の位置に戻します。
骨と付くまで固定した後に土台を作り、被せものをします。

1-5.割れている根だけを抜歯する(部分抜歯)

奥歯で根の数が複数ある場合は、割れているのだけを切断して抜歯します。
残っているのを利用して、ブリッジや冠を被せます。
これも奥歯に関しては当院でよく行っている治療法になります。
その歯単独では一部の歯だけになるので決して良い状態ではないので隣の歯と連結して治療します。

1-6.割れている歯をすべて抜歯する

歯が割れてしまい、根の周りの歯茎や骨が溶けて、感染している場合は抜歯をする必要があります。
歯が割れてから時間がたつと隙間から細菌が入り歯茎が腫れたり、膿が出たりしてきます。
割れた歯自体が感染源となっているために抜歯をする必要があります。

5.歯根破折の治療費

歯根破折の治療費は保険外診療となります。歯の一部が割れている場合は5~15万円程度、歯を一度抜歯して戻す場合は、10~20万円程度になります。そこにセラミックの被せ物の費用がかかります。歯を抜歯しインプラント治療を行った場合には35万円程度かかります。できれば自分の歯を残したいものです。

最後になりますが、歯は治療をすればするほど脆くなり、割れやすくなります。
根まで割れてしまう歯根破折になると処置は大掛かりになり、抜歯が必要になることもあります。
歯を削ることは歯の寿命を短くすることでもあります。ですから当院では必要のない場合は虫歯であっても患者さんにご説明の上削らないケースもあります!

親知らずの抜歯のこと、インプラントを検討されている方、顎の違和感やかみ合わせ、入れ歯でお悩みの方、
歯や顎、お口の違和感や心配事がお悩みのある方はご相談のみでも構いません。
また6か月以上歯科健診を受けていない方がいらっしゃいましたら
定期健診で現状のお口の中の状況を把握するべきです。
その時は是非お気軽にいしはた歯科クリニックまでお越し下さい。

久喜市 歯科 いしはた歯科クリニック 電話 0480-24-6480 Dr かずき 

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